
最近残念ながら、トヨタグループの不正に関するニュースでにぎわっています。
結論から申し上げますが
『仕事で不正を犯しては断じてなりません!どんな些細な不正でも』
「不正は一時的な利益や損失回避をもたらすかもしれないが、決して恒久的なものではない」
これは農業経営に限らず、どんな経営にも当てはまることです。
不正をしてはいけないというのは、経営だけでなく夫婦関係はじめ、人間関係にも当てはまることでしょう。
一方で『正直者は馬鹿を見る』なんて言葉もありますが、トヨタグループの一連の不正とは性質は全く別物です。
トヨタグループの一連の不正は逃げるための不正であり、ある意味王道の不正であり、あってはならないこと、犯罪といっても過言ではありません。
正直者は・・・は犯罪ではないと括ってもいいでしょう、天と地とくらい性質が別物と言えます。
・愛知製鋼、公差外れ品を顧客に納品していた(2023年5月)
・ダイハツ工業の衝突試験不正(2023年4月)
・日野自動車のエンジン不正(2022年3月)
・豊田自動織機のエンジン不正(2023年3月)
・トヨタ自動車の販売店による車検不正(2021年9月)
ここではこの直近5件についての詳細は触れませんが、愛知製鋼を除いて製品のリコールなどが発生していることから行政処分が下され、販売店の車検不正問題に関しては、道路運送車両法の違反で10人が書類送検されています。
日野自動車に至っては、もはや再建も難しい状況で、かつての三菱がFUSOを独ダイムラーに手放した同様に、手ばなさざるを得ない結末となっています。
私自身も販売店時は書類送検された10人と同じ業務をしていたことが数年あるので、正直痛いほどその気持ちがわかります。
どんな不正かというと「車検時に国に代わって“みなし公務員”として保安基準に適合しているかどうかを判断する検査関連の不正」です。
愛知県警の発表によると、ネッツトヨタ愛知プラザ豊橋店では
主に
・4WD車の速度計を検査しない
・前照灯を水で濡らし、一時的に光度を高くする
・運転席に人が乗らない状態で前照灯を検査
・車内の荷物をおろさずに検査
・排ガスの一酸化炭素濃度を測定しない
など
2018年12月から2021年1月までの約2年間、台数は5158台にのぼる、該当期間に行われていた車検台数の全台で不正行為が確認されたとのことです。
書類送検された10名は、不正車検を行った理由について
「適切な検査方法は時間がかかる。売り上げのノルマがあった」
「車検に要する時間を短縮しお客様をお待たせしないため」
と供述したそうです。
いいか悪いかは別にして、農業法人では「作業時間のノルマや収量、品質のノルマ」「お客さまをお待たせしない」ということを意識している従業員は少ないと思うし、ましてや書類送検されるなど犯罪と分かってノルマ達成のために働く従業員はいないでしょう。
追い詰めるつもりは一切ありませんが、これからの農業経営では常に“時間”品質“収量”売上(利益)“顧客満足”を意識した従業員と経営層が重要になってくるはずです。
“この天候だから仕方ない”ってのはあるものの、そんな隣やライバル農家とイコールコンディションの天候の中で、どれだけ差別化できるかは、そんな“意識”が大切なのではないでしょうか?
繰り返しますが、仕事で不正を犯してはいけません、それがどんな些細なものでも。
だが大切なのは“犯罪を犯してまで達成したい何かを意識して仕事をする”こと、すなわち“仕事へのこだわり”といってもよいものを持って仕事に取り組んでいるか、向き合っているかですよね。
あなたは“こだわって仕事”をしていますか?”
今月(2023/5/31)はちょっと重い内容でしたね(;^^A
それでは!また来月)m>