この記事は毎月初の改善コラムです
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改善Tippsとして本コラムをご活用いただければと思います。
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今日から年の後半戦がスタートですね!
年初に立てた今年一年の目標は、順調に50%消化できていますか?
50%未満なら挽回を、50%以上ならちょっと貯金が出来て一安心ですね。
今日からの後半戦も安全第一で頑張っていきましょう!
さて、仕事の方も年央でちょうど50%なら進捗OKですが、なかなか時が経つスピードとはシンクロしないのが仕事の負荷です。
そう、仕事には“ピーク”と”オフピーク”が必ずあるからです。
完全に平準化された世界なんてないでしょうし、JIT(Just in Time)を追求すればするほど平準化からは遠ざかり、ピークオフピークは際立つでしょう。
ではこのピークとオフピークをどのように平準化をかけていけばいいのでしょうか?
トヨタ的には、
① 負荷バランスをとる
② ピークを切り崩す(準備をする、そしてそれを実行して平準化する)
③ 外注の内製化を進める
の3つの順番でピークを均(なら)していきます。
トヨタではこの順番はもちろん、③も積極的に進めています。
①については当たり前なので多くを語りませんが、忙しい時期・部署へ暇な部署から応援するのがオーソドックスですよね。
事業規模や業態によっては、繁忙期(ピーク)の負荷をそのまま閑散期(オフピーク)で解消することもあるでしょう。この典型的なパターンは雪国モデルが該当しますが、例えば雪かき業?なら降雪時はピークだけど、夏に雪は降らないのでオフピークというよりゼロにできる時期がありそうです。
②についても当たり前ですが、普通仕事が忙しいのはニーズがある、儲かってるってことなので、好ましいことですし、より儲けるためにはもっと事業規模を拡大することになるので、より忙しくなるはずです。
だからピークを切り崩すためには、現状より高効率になればいいだけで、トヨタ的には教育、改善による少人化から進め、機械(省力)化やシステム化などの費用が嵩むのを後回しにした順番で生産性を向上させていきます。
本来トヨタ式は、この“少人化”がトヨタ生産方式そのものに他ならないと言っても過言ではないので、厚く説明すべきですが、ここでは今日のお題の③に字数を割きます。
③内製化は、どちらかというと②で生産性を高めた後の世界で、ある程度ピークオフピークが均ているときに進むべき道です。(あるいは後述する圧倒的能力を有する場合に取り組むべきです)
わかりやすい例としては、オフピーク期で暇を持て余していたり、定時割れするようなやることがない日に、普段外注で費用をかけていることを、自分たちで出来るようにして外注費をかけないことが内製化です。
仕事で使う機材や設備の修繕や修理を外注に出していることは多いですが、これらを自分たちで出来るようにしていくことなんかはわかりやすいですね。
ピークオフピークを均す平準化は、あくまで②生産性の向上活動が優先されるべきですが、将来や世の中の変化を前提に、積極的に内製化へチャレンジしていくことも大事です。
なぜなら先出の機材メンテナンスがいい例ですが、これは外注費の低減だけでなく、機材を使いたい時に使えるようにするJIT的要素も向上するからです。
どういうことかというと、機材が壊れてから外注に出すと、直ってくるまでその機材を使った仕事が出来なくなり、余計に忙しくなります。
自分たちで内製化して直せる能力を身に着けていれば、最短時間&費用で直せるので、仕事への影響も最小限にできるはずだからです。
他にも普段から外注に出している会計業務や、広告宣伝なども内製化チャレンジにはもってこいでしょうし、何なら本業分野でも原材料などを自分たちで作れるかもしれません。
さらに、
広い意味で“内製化を進める”とは『みんなの出来ることがより多くなる』ことにほかなりません。
外注に任せていたことが自分たちで出来るようになるのがもともとの意味ではありますが、同じ社内でも、製造部の人が営業部の仕事をできるようになることも、広義での内製化と言ってもよいでしょう。
このように内製化は限りなくチャレンジしていくべきもので、トヨタの社風の一つになっています。
内製化へのチャレンジはコストダウンにもつながりますが、一方で仕事の幅が広がり、やりがいやモチベーション向上など多くのプラス面もあります。
これからはぜひ積極的に、内製化へチャレンジしてみてください!
内製化はまさに改善の宝庫ですょ♬
では今月もご安全に!
P.S 圧倒的能力を有する場合にも内製化に取り組むべきです。
例えば転職者の前職がなんらか圧倒的能力を保有している場合なんかが該当します。
例えば元整備士を採用できたなら、修繕や修理の内製化は容易でしょう。
現在の多様化した世の中では、どんなキャリアの方が転職してくるかわかりません。
むしろ経営者としては、パズルのピースを埋めるように、今できないことでも新たな採用やM&Aなどで、やりたいことを実現していくのもありではないでしょうか。
P.S P.S 本来農業はその後の加工業、物流業、サービス業を含む総合産業です。
だから農業が出来る、農作物を作れる人やその能力だけでなく、加工する能力、物流する能力、サービスする能力も備わっているべきだと思います、多かれ少なかれ。