愛知県豊川市のこだわり農場鈴木さんで、7/28に中間報告会の“リハーサル”が行われました。各従業員が、社長の掲げた経営指針に基づき、自分たちの1年間のアクションプランとその進捗を発表します。しかも、自ら資料をつくり、主体的に話すのです。

その姿に、私は心から感動しました!
そもそも農家では、社内で何かを発表する機会がほとんどありません。
だから「リハーサル」なんて、まずやりません。
けれど、会社が一丸となってトヨタ式改善を進めるためには、社内の情報共有や目線合わせが欠かせません。
だから年一回は理念の再確認、決算報告、改善活動発表などを兼ねた【経営指針発表会】をやっていただくようにしています。
その見本としてこだわり農場鈴木さんを訪れた方も多いでしょう。
コチラのように経営者の想いを指針発表会で諭し、数字で経営や未来を語れば、経営者の情熱が伝わり、自律的に同じゴールへ向かう集団になってきます。
あらためてこだわり農場鈴木さんの「リハーサル」を見て、農業経営や農家での仕事に大きくかけているのは「段取り力」だと実感しました。
どういうことか?例えば仕事を進める姿勢として、まずやる前に・・・
・最短ルートで成功するように“考えてから”仕事に取り組んでいるか?
・考えずに“いつも通り”にやってないか?
・初めてなら“安易に「やっちゃえ!」”ってなってないか?

つまり「ぶっつけ本番」ではなく「段取り八分」 「仕事二分」ってやつです。農業でも、収穫や定植など様々な仕事の前に「動き方」「道具の配置」「人の役割」を紙やホワイトボードで確認するシミュレーションをするだけで、ミスやムダが減ります。
また、「小さく試す」ことで安心して改善できます。 トヨタは新しい工程をいきなり全体に導入せず、まず一部でテストしてから広げます。農業でも、例えば新しい肥料や作業方法を一部の畝で試してみることで、安心して判断できます。
そして、「動いてみる」ことで気づきが生まれる リハーサルは、実際に人が動いてみることで「ここで詰まる」「道具が足りない」などの問題が見えてきます。紙の上ではわからないことが、体を動かすことで見えてくるのです。
この3つを業務に取り入れるだけで、ムダな失敗はぐっと減り、仕事の品質が上がります。
そしてなにより、「気づき」や「考える力」が育つのです。
「そんなのトヨタのような大企業っぽくて農家らしくない」と思うかもしれません。
でも、今どきの農業はもう“農家さんの一事業”ではなく、“農業法人の持続的経営”です。
どんな業務でもかまいません、ぜひ「シミュレーション・テスト・リハーサル」という考え方を取り入れて行動してみてください。
仕事や成果物の品質が必ず上がりますょ(^^♪
2025/8/1