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2023年【あなたの“使命”は何? 農業法人のミッション】運命と宿命、天命

2023年卯(兎)年が始まりました。

ウサギは跳びはねることから、飛躍の象徴であったり、子沢山なことから豊穣のシンボルなので、農業を営む者にとって縁起のいい1年となりそうですね。

私も今年は独立4年目、是非ともウサギのようにジャンプアップしたいものです!
そんなトヨタを退社して丸3年、困っている農家さんをトヨタ式の改善で助けられるという確信から独立し、その強い思いが私の ” 使命 ” だと思って、子(ね)、丑(うし)、寅(とら)の3年間を駆けてきました。

今日は4年目の年初にあたり、改善にもとっても重要な “ 使命 ” そして運命宿命そして天命についてお話しします。

“組織活性化”セミナーでの話

ある農業法人さんのリクエストで“組織活性化”セミナーを開催しました。

組織活性化セミナーの様子

その内容を簡単に言うと「人の集団は個人個人バラバラな思いで行動するよりも、夢や目標といったゴールをお互い共有して力を合わせて行動する方がいいよね」ってセミナーでした。
もちろんその為に講義やワークショップがあり、組織の活性化につなげました。

さて組織が活性化された状態とはどんな状態でしょうか?

それは従業員が自主自律的に仕事をして、その結果さらに法人(組織)全体がゴールへ向かってどんどん勝手にいい方向へ前進していく状態のことです。

言われたことだけをやる、言われなければやらない、といった後ろ向きの状態や、統率されてなくバラバラで方向感がない状態、に比べて活性化された状態というのは理想的な状態の一つと言えます。

ココで大切なのが、会社の方針や目標、ゴールといったものが、そこで働く従業員の夢やゴール等と近しいものだと働き甲斐もあり、モチベーションも上がり、つまり活性化された状態で働けるということです。

農業法人という会社、組織が活性化するには、その集団の目的やゴール、或いは夢といったものが、どれだけ従業員個人個人の共感を伴うものなのかによるといっても過言ではありません。

例えばトヨタで説明するなら「クルマといったモビリティを社会の貢献になるよう提供する、それを1秒でも早くお客様の利便性が上がるように素早く廉価でお届けする」といった事に共感できると、その為に自主自律的に従業員はどのように働けばいいかが自ずとわかるといった具合です。

トヨタの工場の従業員なら「早くお客様の元にクルマを造ってお届けしたい」、開発なら「もっといいクルマをお客様へ…」のように、これが事務でも営業でもどのセクションでも1秒でも早く、1円でも安く、もっといいクルマをと、個人個人のベクトルを共感、一致させることができ、結果組織としての力が発揮されます。その為に会社理念経営方針などがあるんです。

が、それがあるだけじゃだめなんですね~
みなさんの会社では会社理念や経営方針が“絵に描いた餅”になっていませんか?

絵に描いた餅ではなく、従業員一人一人が腹落ちして行動する、つまり個人の業務、仕事に法人の理念や方針を反映させるためには、それらの説明や教育が必須です。

そんな大事な理念や方針を従業員にきちんと腹落ちするまで説明教育していますか?

この会社の理念や方針は “ 使 命 ” と呼び変えてもいいんです

英語での使命≒ミッション(遂行する作戦、任務)と言った方がビジネス的でわかりやすいでしょうか。

使命≒ミッションは、ことビジネスシーンにおいては「会社が成し遂げたい目標」や「会社が果たすべき役割や責任」、「社会における会社の存在意義」のことを指します。
つまり改善の動機付けにも、会社のミッションを従業員が理解することは非常に重要だということがわかります。

“使命”とは

一方で “使う命”と書く使命はまさに「自分自身が与えられた命をどのように使うか」です。

命を懸けて守るものってありますよね

『このことになら自分の命を使いきってしまってもかまわない』ほど打ち込む物事だと私は思っています。

トヨタを離れて独立したのも、いままで培ったトヨタ式の改善能力で儲かっていない農家さんを助けられるはずだ、役に立てるという確信が私の使命と感じたからこそです。

会社の使命も同じで「法人自身が与えられた命をどのように使うか」なので個人と変わりません。

例えば農家の使命が「安心でおいしい農作物を地域に提供する」というものであれば、そこで働く個人の使命も「家族に安心安全な食べ物をたらふく食べさせて幸せにする」みたいなものだと活性化につながるでしょう。

だから会社も個人も「使命はなんだ?」ってことになるんですね。

なんのために働いているの?でもいいんです。

なんのためにこの法人はあるの?でもおんなじだと思います。

ただ給料をもらうために働いている、儲けるためだけ、では少々寂しいですよね…

どうせなら個人が成長するためや、より幸せになるために働いている、社会に役立ちたいなど、結果そこで働く個人だけでなく法人も育つ、すなわち両者の使命が果たせるってのが理想でしょう。

あなたが果たすべき使命、そしてあなたの法人が果たすべき使命とは何でしょう?

兎年は始まったばかりです、その使命を年初にはっきりさせて、あらためて取り組み始めるのもいいのではないでしょうか?

余談「使命と運命、宿命、天命」

どの列車に乗るかはあなた次第、どれに乗れるかもあなた次第

使命は上述のとおり「自身の命を使いきってもやり遂げたいこと」に命を削っているので本望でしょうし、どんな結果でもやり切った感があって満足でしょうし、燃え尽きもするでしょう。
使命を果たすことこそ生き甲斐であり、やり甲斐だと思います。
もちろん改善の原動力にもなりうるでしょう。

運命は“運ぶ命”と書くとおり、自分の命を自分自身がどこに運ぶか?です。

医者と清掃員の例で若干語弊はありますが、わかり易い例として説明すると、
医者になりたかったがなれなかった、諦めて清掃員になった大卒の若者がいるとします。
医者になれず清掃員になったのは運命でも何でもありません、自身の努力が足りず清掃員になったのです。

つまり自身の命を運ぶべき場所、選択肢を医者と清掃員の2つしか用意せず、努力の結果の実力で清掃員の選択を自ら決断せざるを得なかっただけです。

もしもっと努力して実力があれば、なりたい医者のところに自身の命を運べたでしょうし、他にも選択肢の幅は広げられたはずです。

つまり運命とは自身の命をどこに運ぶかを選択する自らの行動にほかならないのです。

だから選択肢を広げるために、どこにでも自分の命を運べるようにするために、努力したり、好奇心の赴くまま活動したりすることが大切なのです。

運命という選択肢をたくさん広げるためには努力や好奇心といった「なんでもやってみようできるまでやってみよう」という姿勢意識、そして行動が重要です。

努力しない、好奇心がない、行動しないでは、運命の選択肢は広がりません。
改善も同じです、やらなければその先の世界は開きません!)
沢山の運命の選択肢の決断から、自分の命を使いきってもかまわないという使命にやっとたどり着くのです。

使命も運命も自分次第ですが、宿命は残酷で変えようのないものです。

これも例は悪いのですが、日本人に生まれること、黒人に生まれること、裕福な家に生まれる、貧乏な家に生まれる、などなど、持って生まれたものは変えようがありません。
変えられないのが宿命、自分に宿ってしまっている命のことで、その命は尽きるまで変わりません。

最後に天命です。
天命だけは天から授かる命なので、私にはわかりかねるものですが、天才という人や天職を持ってるような人、天寿を全うしたと言われる人の命のことなのかもしれませんね。

私が真っ先に思い浮かぶのは(命の長い短いに関係なく)、F1ドライバーのアイルトン・セナです。

アイルトンセナ黄金期のマクラーレンホンダF1

セナ自身もそんなこと語っていましたし、神がかった走りでまさにレースをするために生まれてきたような人でした。

同ブラジル人サッカー選手のペレなんかも昨年末に天寿を全うしたといえるんではないでしょうか。

今日はわかりづらいかもしれませんが“使命”のことを書きました。

あなたの使命、そして会社の使命がわかっているなら、改善を積み重ねることで、その使命をより早く、より効果的に果たせます

是非そのお手伝いをさせてください。

それでは!今年1年、また一緒に頑張りましょう<m(__)m>

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